魂(たま)合気研究会

 

五、舞い上がり舞い下がり

「なぎ、なみ二尊の島生み、神生みに準じて、このありとあらゆる全ての霊の元、身体の元を生みなしたところの、み心、み振舞いに基づいて、合気は生まれました」(武110)とあります。
イザナギ、イザナミの神が、天の浮橋にたたれ、アメノヌホコをコオロコロコロとまわされ、引き上げられたときに、ヌホコの先から滴り落ちる滴が積もりに積もって島となりました。
そんな神代時代に合気が誕生したとは思いもしなかった事です。
たしかに神代は、魄(身体)では無く、神々の気が舞うことによって魄(島々)と魂(神々)を生み成されたのです。
「天の浮橋、舞い上がり舞い下がるところの気を動かすことが肝要であります」(合28)
「右に螺旋して舞昇りたまい、左に螺旋して舞い降りたまう御行為によって、水精火台の生じる摩擦作用の模様と全く同じ形式なのであります」(武44)とあります。合気の極意はこのような渦です。身体の内部或いは外にも渦をつくることによって、居着きも部分的に生じる力みも取れるからです。